ポドールイの人形師


将来の夢は?
「俺は父上の後を継いで皇帝になる!」
弟の白王子が無邪気にそう言った。問うたR侯爵が困った顔をする。
弟が皇帝になるのは、喜ばしいことではない。
君は?
「私は、人形師になりたい」
兄の黒王子は、少しはにかみそう言った。
やがて、二人の王子の夢は実現し、R侯爵はこの時強く諌めなかったことを大いに悔やむことになる。

(ジューヌの人形劇より)

ある日、雪深いポドールイの地に住む人形師のもとに、一人の少女が訪れる。物語はそこから始まる。


序章≫01


一章≫ 01 02 03 04 05 06 07 08 09

二章≫ 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14

15 16 17 18 19 20 21

三章≫ 01 02 03 04 05

四章≫ 01 02 03 04 05 06 07 08 09

五章≫ 01 02 03 04 05 06

六章≫ 01 02 03 04 05 06 07 08

七章≫01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13


終章≫01 02

番外編≫                 _

   
頂き物≫                 _



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